とうとうやってきました。
パリオリンピック直前の2024年7月に「EOS R5 MarkII」と同時に発表され、発売は秋(11月下旬)となっていたキヤノンのフラッグシップ機「EOS R1」。待望のプロ向けカメラである。
発売前の機材をいち早く使わせてもらったのでここでレビューしたい。
何はともあれ基本性能から。
バッテリーグリップが一体化したEOS R1。イメージセンサーは新開発の裏面照射積層CMOSセンサーだ。
画素数は約2420万画素と、EOS-1D Xシリーズと同様高解像より速さや感度を重視した設計となっている。
裏面照射積層CMOSセンサーの特徴は、高速読み出しが可能で、電子シャッター時でも歪みが少ないこと。その高速センサーと「DIGIC Accelerator」「DIGIC X」のトリオが活躍するのだ。
このセンサーがあってはじめて「フラッグシップ機」を名乗れるカメラを設計できたのだろう。
EOS R5 Mark IIでも同様の構成だが、画素数を抑えたこともあるのかEOS R1の方が歪みは少ないという。デフォルトが電子シャッターになっていることもあり、ちょっと比べてみたいよね。
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