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キヤノン「EOS R1」詳細レビュー プロ向けフラグシップ機は“さすがの性能”だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/8 ページ)

» 2024年11月02日 08時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 アクセサリシューのカバーがEOS R5 Mark IIと同様の新しいものになっている。ボタンを押して外す形で、シューカバーを不要に落として無くすことはないが、非常に硬くて着脱しづらいので、アクセサリシューを使わない人はカバーをつけっぱなし、使う人ははずしっぱなしという運用になりそう。

上面。アクセサリシューカバーはがっちりホールドするタイプに。MODEダイヤルはR5系と同じデザインとなっている

 背面は大きなアイカップが目立つ。

 AF-ONボタンはタッチパネル式になっているスマートコントローラー。ここを指で触ることでAFポイントを動かせる。そこはマルチコントローラーと好きな方を使うべし。

背面。モニターはバリアングル式。アイカップが大きいのは視線入力の精度のためか?

 左下を見ると再生ボタンの下にちょっと気になる部品がある。超小型カメラを使ったセンサーっぽいのだけど、現在は使われていないそうだ(将来使うかもしれない)。

何なのか気になる人がいるだろうが、今のところ使われていないそうだ

 ファインダーは視線入力対応で、OLEDパネルは0.64型で約944万ピクセル。大きくてすごく見やすくてレスポンスもいい。

 これは素晴らしいが、メガネをかけている身からするとちょっとデカすぎる感もあり……でもファインダー表示倍率を3通りから選べる。倍率1が一番大きいが、メガネをしていてなおかつ視線入力も使いたい人はいる人は倍率を3にしたいかも。

ファインダーはかなり大きいが表示サイズを落とすこともできる。メガネをしてる人にはありがたい機能だ

 当方、近視+老眼だが、視線入力はそこそこ使えた(ただ下方を見るときは精度が落ちるのは遠近両用メガネだからか)が、OKボタンに視線入力のオンオフが割り当てられているので、必要に応じてオンオフしながら使うのがいいかと思う。

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