米Appleは1月30日(現地時間)、2025年度第1四半期(2024年10月〜12月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比4%増の1243億ドル、純利益は7%減の363億3000万ドル(1株当たり2ドル40セント)だった。
売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は1241億2000万ドル、純利益は2ドル35セント)を上回った。
ティム・クックCEOは発表文で「Appleシリコンの力を通じて、Apple Intelligenceでユーザーに新たな可能性を切り開き、アプリや体験をさらに向上させ、パーソナライズしている。4月にはApple Intelligenceがさらに多くの言語で利用可能になることを楽しみにしている」と語った。
製品別の売上高は、iPhoneが前年同期とほぼ横ばいの691億3800万ドル、Macは16%増の89億8700万ドル、iPadは15%増の80億8800万ドル、ウェアラブル、ホーム、アクセサリーは2%減の117億4700万ドルだった。サービス部門の売上高は14%増で過去最高の263億4000万ドルだった。
地域別の売上高は、北米が526億4800万ドル、欧州が338億6100万ドル、中華圏(中国、台湾、香港)が185億1300万ドル、日本が89億8700万ドル、その他のアジア太平洋地域が102億9100万ドルだった。中華圏以外は前年同期より増加した。
中国のスマートフォン市場では同四半期、iPhoneが3位に転落(首位は中国Huawei、2位は中国Xiaomi)した。
クックCEOは業績発表後の電話会見で、Apple Intelligenceが利用できる国ではiPhoneの売り上げは好調だと語った。この機能は現在、英語圏の国でのみ利用可能だ。
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