香港に拠点を置く調査会社Counterpoint Researchは1月21日、2024年第4四半期(9月〜12月)および2024年通年の中国のスマートフォン市場調査結果を発表した。中国での第4四半期の販売は、前年同期比3.2%減少した。
同四半期のメーカー別トップは中国Huaweiで、中国Xiaomiと米Appleがそれに続いた。iPhoneを販売するAppleは前年同期は首位だったがシェアを18.2ポイント減らしての3位転落だ。4位は中国Vivo、5位は中国HONOR、6位は中国OPPO。この調査では、OPPOにはOnePlusが、XiaomiにはRedmiが、VivoにはiQOOが含まれている。
Huaweiが首位になったのは、米国の禁止措置以来初めてだ。
2024年通年では、スマートフォン販売全体は前年比1.5%増加した。首位はVivoで、Huawei、Xiaomiと続き、Appleは4位。
Appleの中国での販売減少は、中国ブランドとの競争激化に加え、同国でAppleのAI機能「Apple Intelligence」が当面導入できないことなどが反映されているとみられる。
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