ITmedia NEWS >
STUDIO PRO

プリント前提、だから楽しい──「instax WIDE Evo」は大人のハイブリッドチェキだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/7 ページ)

» 2025年02月25日 12時53分 公開
[荻窪圭ITmedia]

プリントした写真だけスマホに自動転送する仕様

 ハイブリッドチェキなのでもちろんスマホとの連携もできる。専用アプリを利用してプリントした写真をスマホにBluetoothで自動的に(あるいは手動で)転送してスマホ上に持ってきたり、気に入ったエフェクトの組み合わせをお気に入りとして登録してカメラに転送することもできる。

スマホ側のアプリを立ち上げると自動的に転送が始まる。Bluetooshだが画像サイズが小さいのでさほどまたされない

 ただ、スマホに転送できるのは「プリントした写真」だけというのがミソ。全写真を転送できるわけじゃない。あくまでも、気に入ったら「プリントした上でスマホでも楽しもう」という仕組みなのだ。

 スマホに転送すると、撮影時の設定もしっかりチェックできてよい。

カメラからスマホに転送した写真たち。この時点で1318×1066ピクセルサイズとなり、フレームの付いたプリントイメージだ
スマホに転送された写真を見ると、使ったエフェクトなどの撮影時の設定情報を見ることができる

 ただ、スマホに転送した画像は1318×1066ピクセルのサイズになる。

レンズエフェクト「ビネット」+フィルムエフェクト「スカイブルー」+フィルムスタイル「デートスタンプ」で、2月22日という猫の日記念写真

 撮影した元画像をスマホ、あるいはパソコンで見たい人はmicroSDカードを取り出し、カードリーダー経由で読み込まる(USBケーブルによる転送には対応してない)。

 するとなかなか面白いことが分かる。使用しているセンサーは4:3のアスペクト比なので、元画像は4:3で記録されているのだ。だからどうということはないけれども、元写真をカードリーダー経由でスマホやPCに読み込んで閲覧するとアスペクト比が異なっていて「あれ?」となるかもしれないので一応。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

あなたにおすすめの記事PR