日本評論社(東京都豊島区)は、セガが社内勉強会で使う数学テキストを書籍化した「セガ的 基礎線形代数講座」を3月1日に発売する。ゲーム開発で必要な線形代数の知識について、基礎から学べるという。価格は2970円。
著者は、セガの開発技術部課長を務める山中勇毅さん。初等関数やベクトル、行列といった単元を章ごとに紹介。ゲーム開発ではキャラや背景などを3次元回転させるときに活用する「クォータニオン」(四元数)も解説する。
今回の書籍は、セガが2021年に公式ブログで無料公開した線形代数の教材資料が元になっている。同ブログの25年2月1日の追記によると、書籍化にあたり「全体的に細かなブラッシュアップ、少しだが加筆もしている」と説明している。なお27日時点でも、教材資料は無料公開中だ。
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