ITmedia NEWS > 速報 >
STUDIO PRO

「CP+2025」出展各社の“推し”を総ざらい 今年は往年の賑わいを取り戻しそう?(5/9 ページ)

» 2025年02月28日 14時55分 公開
[荻窪圭ITmedia]

フラッグシップ機がモデルチェンジしたLUMIX

 新製品シリーズ4番目はパナソニック。パナソニックのブースは全体に「色」推し。リアルタイムLUTで画作りを楽しもうというコンセプトで、会場には名前が付いた様々な色の組み合わせが掲げられているのだ。

パナソニックのLUMIXブース。カラフルな色をよく見ると名前が付いている
よく見ると、S-Teal & Orange、Old Cinema-Sなど名前が書かれている。リアルタイムLUTの名前だ

 これらの色はLUMIX Color Labで後悔されているアーティストが作ったリアルタイムLUTのカラーイメージと名前なのだ。

 リアルタイムLUT推しなのである。

 その中、注目の新製品がフラッグシップ機のLUMIX S1R II。非常にゴツくて大きかった初代機に比べると、ぎゅっとコンパクトになり、性能も上がっている。何しろ、初のLマウント機「S1」がフルモデルチェンジしたのだ。センサーも像面位相差AF対応になり、AF回りも最新のものに。

「S5 II」や「G9 Pro II」と統一されたデザインになった「S1R II」

 基本デザインはS5 IIやG9 Pro IIとほぼ同じ。ただデザインやサイズ感が踏襲されているだけで、ボディとしては新しく設計したものだそうな。

 静止画にも動画にも力を入れたフラッグシップ機であり、背面モニターもチルト+バリアングルを組み合わせたものになっている。

ハイエンド機ならではの、チルトもバリアングルもできるモニターに進化

 ちなみに、S1R IIやG9 Pro IIを見た後に、同社のS9やG100を見ると「この大きさの差はなんだ?」と脳がちょっと混乱して面白いので両方チェックしたい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

あなたにおすすめの記事PR