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月のクレーターもばっちり 「COOLPIX P1100」は相変わらず常識を越えた超望遠カメラだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/6 ページ)

» 2025年03月16日 12時37分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 125倍って笑っちゃうほど、想像できないほど倍率が高い。何しろ肉眼で米粒にしか見えない距離まで離れてもらっても顔のアップいけちゃうのだから。

遠く離れてもらって広角端で。中央に小さく写ってるのが分かるだろうか(24mm相当 1/250秒 F2.8 ISO100)
同じ位置で3000mmまでズーミングすると顔のアップを撮れるのである。頭では分かっててもすごいねこれは(3000mm相当 1/500秒 F8 ISO250)

 ちなみに超望遠メインのカメラだけど、内蔵フラッシュはもっている。

ちょっと高い位置にポップアップしてくれるのがいい。そしてこれが役立つのだ

 日中、逆光で人を撮るときにおすすめ。当たり前なのだけど、最近フラッシュを内蔵しないカメラが増えている(動画メインなら使わないし)ので、あえて使ってみた。

内蔵フラッシュを使って逆光ポートレート。発光量もちょうどよくていいあんばいに撮れた(85mm相当 1/250秒 F3.5 ISO100)

 最後にいつものアレ。広角端だとディテールの描写は甘いけど、望遠側でもっとも性能が出る設計なのだと思う。

いつものガスタンク。広角端で撮影(24mm相当 1/2000秒 F4.5 ISO100)

 もう一つ、せっかくなので望遠で河津桜。

色を濃いめに出そうと-1の補正をかけてみた。望遠でぐっと寄った河津桜だ。500mm相当ならここまで寄れる(567mm相当 1640秒 F8 -1 ISO100)

 なお、使ってて気になったのは望遠時のAWB。望遠時はAWBのための情報が少なくなるので仕方がないところではあるが、ちょっと不安定でなところがあるかな。

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