上から見ると、非常にシンプル。前述したように鳥モードと月モードがある意外はポピュラーな撮影モードダイヤル。右手親指の位置には電子ダイヤル。
左側面はP1100ならではだ。
シャッターボタン回りにズームレバーはあるが左側面にも装備。レンズを左手で支えた状態でズーミングができる。
その横にあるボタンは「クイックバックズーム」ボタン。超望遠にするとわずかな手ブレで被写体を見失ったり、被写体がちょっと動いただけで「あれ? どこへいった?」ってことがあるわけで、その時、これを押すと押している間だけズームアウトしてくれる。指を離すとまた戻るので、これで見失った被写体をみつけ、中央に置いてまた超望遠に戻すという便利な使い方をするのだ。
モニターはバリアングル式で3.2型。前モデルと同じだ。
背面はシンプルでカスタマイズの余地はあまりない。十字キーの下がマクロになっているのが懐かしいところかも。
ちなみにマクロモードにすると、24-155mmの間でより近距離までピントがあう。3000mmだと7mが撮影最短距離だが、マクロモードにして約155mmにするとこのくらいの距離まで近寄れるのだ。最短でレンズ前1cmだが、個人的にはこの望遠マクロがいい。遠近が強く出ないのでモノの形をきれいに撮れるのだ。
では基本性能を踏まえたところで人を撮ってみる……といっても、ついやっちゃうよね、24mmと3000mmの比較。
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