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月のクレーターもばっちり 「COOLPIX P1100」は相変わらず常識を越えた超望遠カメラだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/6 ページ)

» 2025年03月16日 12時37分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 残念ながら今週は月が昼間に出ているタイミングだったり、夜まで待ってたら曇ってしまったりで運がなかったので夕刻のショットです。

 まずは24mm。かろうじて木と木の間に月が見えます。

中央にかろうじて月が見えてるのが分かる(24mm相当 1/200秒 F2.8 ISO100)

 月モードにすると、自動的に3秒のセルフタイマーがオンになり、月の色合いを選べる。クールにしたり、やや赤くしたり。ホワイトバランスを調整してくれる。今回はノーマルで。

月モードの画面。Okを押すと1000mmに自動的にセットされる。右端の5つが指定できる色合いだ

 OKを押すと自動的に1000mm相当になる。月をほどよいサイズで撮れてなおかつ見失わない焦点距離だ。

月モードで1000mm相当。中央にいい感じに月が収まる(1000mm相当 1/200秒 F4.0 ISO100)

 月撮影が厄介なのは露出のコントロールで、分かっちゃえばマニュアルでささっとできるのだけど、月モードを使えば月が露出オーバーにならず、クレーターの陰影もしっかり見えるレベルに自動調整してくれる。そうなると、手持ちで十分撮れるのだ。

 そして3000mm相当まで上げると月がじゃっかん画面からはみでる。

月モードで3000mm相当。じゃっかんアンダーだがクレーターがはっきり見える(3000mm相当 1/500秒 F8.0 ISO200)

 月ばかり撮ってて飽きないかといわれると、意外にそうでもなく、季節や月の位置や月齢で表情を変えるので楽しいのである。

 続いて「鳥」だ。

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