ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

東海道新幹線に“半個室の座席”導入へ 鍵付き扉&専用Wi-Fi整備 JR東海が27年度中に

» 2025年03月19日 17時27分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 JR東海は3月19日、東海道新幹線に新たに半個室タイプの座席を導入すると発表した。グリーン車よりもハイグレードなプランとして設定し、大型バックシェルタイプの座席を採用する他、専用Wi-Fiも整備する。サービス開始時期は2027年度中の予定。

半個室の座席のイメージ

 半個室タイプの座席は、東海道新幹線N700S車両の10号車に6席分導入する。通路と座席間には出入り用の鍵付き扉を設け、座席は大型バックシェルタイプにすることで、高いプライベート感を演出。座席はレッグレスト付きのリクライニングシートで転換して対面でも利用可能な他、荷物スペースなども整備するという。

鍵付き扉の出入口を整備
座席はレッグレスト付きのリクライニングシートで転換もOK

 詳しいサービス名称や設備内容、運転区間、価格などは今後発表する予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

あなたにおすすめの記事PR