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「OM-3」は予想以上に“OM”だった? 半世紀前のカメラにそっくりなレトロボディ+最新機能という魅力荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/8 ページ)

» 2025年03月29日 08時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 クリエイティブダイヤルはノーマルのピクチャーモードを中心に、片側はカラープロファイルコントロールとモノクロプロファイルコントロール。カラープロファイルコントロールでは色相別に彩度を調整したりハイライトとシャドウをコントロールしたりして画作りを行える。

カラープロファイルコントロール。色相ごとに彩度をコントロールし、階調やヴィネットなども調整して好みの絵を作れる

 反対側にはお馴染み(というか懐かしの?)のアートフィルターと、カラークリエイター。カラークリエイターは全体にカラーフィルターをかける機能と思っていい。

カラークリエイターはカラーフィルターをかけられる。これは分かりやすい上に効果的だった
コーヒーカップをカラークリエイター(ブルー系にしてみた)を使って、プラスの補正をかけて爽やか感を出してみた(17mm 1/50秒 F2 +1.7 ISO200)

 モニターでリアルタイムにプレビューを見ながら絵を作れるので、色や階調に細かく凝りたいときにいい。

 こういう機能はメニューの中にあってもなかなか使おうと思わないけど、専用のダイヤルがあってすぐセットできるとなると、「ここはちょっと画作りを変えてみたい」「ここはモノクロで撮りたい」ってときにすぐ変更できてとっつきやすくなるわけで、良いことである。

 と、OM-3ならではのあれこれをまとめてみた。

 ここからは普通の作例。

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