調査会社の米Gartnerは3月31日、2025年の世界の生成AI支出が、前年比76.4%増の6440億ドルに達するとの見通しを発表した。AI機能を搭載したハードウェアの普及が、伸長に大きく貢献するとみている。
ハードウェアへの支出予測は3983億ドルで、生成AI支出全体の8割に達する見込み。AI機能を搭載したスマートフォンやPCなどのデバイスが、伸長をけん引するとみている。Gartnerは2028年までに、ほぼ全ての消費者向けデバイス市場を、AI対応製品が占めると予測している。
同社は、消費者がAI機能を追い求めているわけではないとしながらも、「メーカーが消費者向けデバイスの標準機能として組み込むことで、購入せざるを得なくなるだろう」との見立てを示した。
同社は「AIテクノロジーは、ビジネス業務や消費者向け製品にますます不可欠な存在となる」と指摘。サーバー、ソフトウェア、サービスの各分野での生成AI支出も、大幅に伸長するとみている。
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