「ピンクのクマがメールを運ぶ」──インターネット黎明期に登場し、人気を博した“愛玩メールソフト”「PostPet(ポストペット)」。その生みの親として知られるペットワークスの八谷和彦さんが、任天堂の社外取締役に内定した。
任天堂は5月8日、同日開催された取締役会で内定した役員人事を公表した。この中に新任予定の社外取締役として八谷さんの名前が挙がっている。6月27日に開催される定時株主総会と取締役会での決議を経て、正式に決定する予定だ。
PostPetは1997年に電子メールソフトとしてSo-netが発売。ペットがメールを運ぶという斬新なアプローチで幅広い層に受け入れられ大ヒットした。以来、バージョンアップを繰り返し、累計出荷数は1500万本に達した。現在もSo-netのWebサイトなどにはピンクのクマこと「モモ」がいる。
八谷さんはPostPet発売の翌年、開発メンバーとペットワークスを設立し、代表に就任(現在は取締役)。2010年からは東京芸術大学で教鞭をとり、現在は同大学美術学部先端芸術表現科の教授と芸術情報センター長を兼ねている。
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