NTTドコモは5月21日、独自に提供してきた「ドコモ絵文字」を、6月下旬以降の発売機種から順次終了すると発表した。「昨今の端末の絵文字の利用状況を鑑みて」の判断としている。
韓国Samsung Electronics(以下、サムスン)のGalaxyシリーズでは7月以降に発売する機種から、その他のAndroid端末およびドコモケータイでは、6月下旬以降に発売される機種。提供終了後は、Galaxy製品ではサムスンが提供する絵文字を、それ以外のAndroid製品やドコモケータイではGoogleの「Noto Color Emoji」を提供する形となる。
Galaxy製品では、7月以前に発売した一部の製品でも、10月以降のソフトウェアアップデートにより、ドコモ絵文字が利用できなくなるという。対象機種や時期の詳細は、ドコモのWebサイト上で別途案内するとしている。
ドコモ絵文字は、1999年に同社のフィーチャーフォン向けに登場したオリジナル絵文字。「Emoji」の発祥として海外でも高い評価を受けており、16年には初期の176種類がニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵された。
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