アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)は6月4日、同社が運営する公式ECサイト「アイリスプラザ」の偽装サイトを複数確認したとして、注意喚起を行った。5月29日に開始した政府備蓄米の予約販売に便乗して作られたとみられる。
アイリスプラザでの備蓄米販売は、開始直後からアクセスが集中して一時的にサイトがダウン。復旧後も早期に完売するなど、注目を集めていた。
同社はこれまでに45件の偽装サイトを確認しており、アイリスプラザ内でURLの一覧を公開している。URLには「irisohyama」「plaza」「shop」など、正規サイトを思わせる文字列が含まれており、見分けがつきにくいものもある。
同社は「正しいURLは『www.irisplaza.co.jp』および『irisplaza.co.jp』」だとして、不審なサイトへのアクセスを避けるよう呼び掛けている。
万が一被害に遭った場合には、警察庁のサイバー犯罪相談窓口や、消費者庁の消費者ホットラインなどへの相談を推奨している。
アイリスオーヤマの“偽サイト”被害が増加中 大阪府警など相次ぎ注意喚起
備蓄米の予約開始も……アイリスオーヤマのECサイトがつながりにくく アクセス集中【追記あり】
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