ジェーシービー(JCB)は6月16日、会員向けポイントサービス「Oki Dokiポイント」を2026年1月に「J-POINT」へリニューアルすると発表した。200円ごとに1ポイント獲得する仕組みに変更し、1ポイント最大1円分で利用できる。新ポイント誕生を記念して総額6億ポイントを還元するキャンペーンも実施する。
リニューアルでは名称だけでなく、ロゴをJCBの「J」を冠した「J-POINT」に置き換える。現在の「1000円で1ポイント」(1ポイント最大5円換算)から「200円で1ポイント」(1ポイント最大1円換算)に変更。実質レートに変わりはないが、月々の利用金額合計に対してポイントを換算するため、1回の利用が200円未満でもポイント対象になりやすいとしている。保有する既存のOki Dokiポイントはリニューアル時に5倍に換算して「J-POINT」へ自動移行する。
新たに、年間50万円(税込)利用ごとに翌月ボーナスポイントを付与する「J-POINTボーナス」を新設する。付与ポイントは利用額が増えるごとに累進的に増額され、利用額が50万円だった場合1000ポイント、100万円を超えたら2000ポイント(合計3000ポイント)と積み上がる。年間利用額が300万円に達した場合は1万5000ポイントが付与され、通常ポイント(0.5%)分の1万5000ポイントを足して、1%の還元率になるとしている。
また、一度登録することで継続的にポイント倍率が向上する「J-POINTパートナー」やサイト経由でネットショッピングができる「J-POINTモール」を展開する。セブン-イレブンやAmazon、スターバックス、メルカリ、成城石井といった既存のパートナーだけでなく、新たに追加予定としている。
コード決済サービス「MyJCB Pay」では、2026年2月からポイントを1ポイント=1円で決済に利用できる機能を追加予定。Smart Codeのマークがある店舗で決済可能で、コンビニエンスストアなど160万カ所以上で利用できる。
J-POINT誕生記念キャンペーンは6月16日から12月15日まで実施。キャンペーン参加登録と期間中に会員専用Webサービス「MyJCB」への1回以上ログイン、月のポイント付与対象利用金額が10万円(税込)以上の達成で、毎月1億ポイントを対象者の口数で山分けする。毎月10万円(税込)利用を1口として、最大50口/月まで応募可能。ポイント進呈は26年2月下旬を予定する。
成人向け漫画に厳しい対応 クレカ大手相次ぎ撤退、決済できず なぜかオタク婚活サイトも
駿河屋、成人向け商品のクレカ決済を再開 VISA、MasterCardは除く
ファミマTカード、9月から「Famima Card」へ刷新 特典がVポイント付与→割引へ
メルカリのクレカに「ゴールド」登場 実質最大2%還元、翌年会費無料特典など
クレカの「タッチ乗車」で30%還元、JCBが16日から 都営や首都圏の私鉄含む、全国110以上の事業者でCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR