米仏に拠点を置くオープンソースAI企業のHugging Faceは7月9日、Pythonでプログラミング可能なオープンソースロボット「Reachy Mini」の受注を開始したと発表した。ワイヤレスでRaspberry 5 miniで動作する「Reachy Mini Wireless」は449ドル、PCへの接続が必要な「Reachy Mini」は299ドル。
組み立てキットとして提供する。ロボットは高さ28cm(スリープモード時は頭を引っ込めるので23cm)、幅16cmで、重さは1.5kg。マイク、スピーカー、カメラを搭載し、話しかけると反応する。
新しい動作を覚えさせるにはオープンソースのPython版SDK(近日中に他の言語にも対応予定)を使ってのコーディングが必要だが、Hugging Faceのハブに15種類以上のロボット動作のセットが用意されているため、組み立てればすぐに遊んだり学習したりすることが可能だ。
このロボットは、Hugging Faceが4月に買収した仏Pollen Roboticsと共同開発したものだ。
“家庭用人型ロボ”が洗濯機に洗い物投入――OpenAI出資のロボット企業、搭載AIの性能アピールする動画
ロボットに生成AIを適用すると何ができるのか、課題は何なのか
画像AIを調べると必ず出てくる謎のサイト「Hugging Face」ってナニモノ? 正体は急成長中の“ユニコーン”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR