実際に使ってみると、この認証待ちがないというのは本当にストレスフリーです。思い立った瞬間にメモを取り始められます。
表面フィルムのマットさのおかげもあり、書き心地はかなりいいです。4096段階の筆圧感知で、5ms未満の超低遅延。実際に書いてみると、確かに紙に書いているような自然さがあります。左利きの私でも全く問題なく使えました。
このとき使ったアプリは「Google Keep」。そのときのメモを見てもらえれば分かるように、小さい文字も問題なく書けていますし、筆圧の違いにより線の太さもちゃんと表現されています。また130時間の連続使用時間で、USB Type-C充電という実用性の高さは評価できます。
NXTPAPER 11 Plusは8000mAhのバッテリーを搭載していて、その持続時間は表示モードによって大きく変わります。
通常モードに比べるとカラーペーパーモード、インクペーパーモードは低消費電力。実際に1週間使用した人の話では、毎日Kindleの電子書籍を読んで(インクペーパーモード)、充電したのは1回だけ。しかもその時点でまだ50%残っていたそうです。
さらに設定画面を見ていて感心したのが、「スマートマネージャー」の充実ぶりです。アプリのバックグラウンド動作を最適化したり、けっこうがんばってバッテリー管理をしてくれます。
またスマートマネージャーは自分で細かく設定しなくても機能するようになります。というのも、使っているとスマートマネージャーがバッテリーを消費する動作を検出し、必要に応じて警告を出すので、ユーザーはその警告に対してオン/オフを選ぶだけでいいのです。
設定画面の「Eye care」を見ると、「休憩アラート」(2時間の連続使用で10分休憩を促す)や「画面までの距離」(顔が近づきすぎるとアラート)などかなり本格的な目の保護機能が搭載されています。読書などで長時間使用する際には重要かと思います。
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