スクウェア・エニックスは8月25日、スマートフォン向けゲーム「星のドラゴンクエスト」(星ドラ、iOS/Android)と「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」(FFBE、iOS/Android)のサービスをそれぞれ10月31日で終了すると発表した。
星ドラ運営チームは終了の経緯について「より良いサービスを提供できるよう日々尽力してきたが、今後満足してもらえるサービスの提供が困難であるという結論に至った」と説明。また詳細な要因として「制作・開発環境の複雑化」を挙げている。
「ゲームプログラムは膨大な機能の集合体。個々は問題なく動作していても、絡み合った際に思わぬ挙動を示すことは多々ある。運営・制作チーム、特に開発作業に携わる者たちは常に効率化に尽力し、時には発明することでこれらの課題を乗り越えてきたが、いよいよプレイヤーに影響を及ぼさずに運営を続けることが難しい状況に至った」(星ドラ運営チーム)
FFBE運営チームも同様に、サービス開始から時間がたったことでシステムの制約が増えたことが要因にあると説明。「メンテナンスや改修が徐々に難しくなり、新たな取り組みをスムーズに導入することが困難になっていったのも正直なところ」と本音を明かした。
星ドラとFFBEはいずれもは2015年10月にサービスを始めたスマホ向けRPGで、それぞれサービス開始から約10年での幕切れとなる。
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