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人気で高額転売されている「万博ICOCA」、オンラインで再販 来場者限定だが争奪戦必至か

» 2025年09月04日 17時12分 公開
[岡田有花ITmedia]

 JR西日本グループは9月4日、「ミャクミャク」と「カモノハシのイコちゃん」をあしらった限定デザインの交通系ICカード「万博記念 ICOCA」と合皮パスケースのセット(3200円)を、大阪万博の来場者専用通販サイトで、9月22日〜28日にかけて1日300個限定で販売すると発表した。

 万博ICOCAは会場販売限定で、午前中の早い時間に売り切れることで知られている人気商品。「メルカリ」では定価の倍ほどでの高額で転売されている。オンラインでの販売は2回目で、「営利目的と疑われる複数購入や、第三者への転売行為は禁止」としている。

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画像 アクセス殺到を想定した購入フローになっている
画像 「メルカリ」では定価(3200円)の倍以上の価格で転売されている

 9月22日〜28日の午後1時から、会場内で取得したパスコードを使って翌朝6時29分までアクセスできる専用サイト(WESTER会員登録必須)で販売する。購入は1人1つまで。

 発売2時間前の午前11時から、商品詳細ページにアクセスすると「待合室」が表示される。11時〜12時59分に入室した人には抽選で整理番号を発番し、番号順に商品ページに案内する。午後1時以降の入室は先着順となる。

 万博記念ICOCAは、8月19日にもオンラインで販売されたが、1万5000セットが即完売し、購入できない人が続出した。8月のオンライン販売はだれでもアクセスできるサイトで行われたが、今回は来場者限定サイトに絞っている。

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