駅弁販売の淡路屋(神戸市)は9月24日、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」をデザインした駅弁「EXPO2025 ミャクミャク ひっぱりだこ飯」(1980円)について、10月1日から直営店での一般販売を中止し、Web申し込みによる完全予約制に変更すると発表した。
18日に新大阪駅など関西の店舗で、19日に東京駅構内の「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で発売したが、始発時間帯から求める人の大行列が発生。「安全確保と混雑緩和のため」10月1日以降、一般販売を中止し、Web申し込みによる完全予約制に変更する。注文は、1回の申し込みで1個まで。
ミャクミャク ひっぱりだこ飯は、壺の側面にミャクミャクをデザインした他、フチの内側にも「ミャクミャク」の文字を印刷。掛け紙にはミャクミャクの立ち姿と「EXPO2025」のロゴを配した。中身は、醤油飯とたこ旨煮、穴子煮、たけのこ土佐煮、たこ天などで、通常の「ひっぱりだこ飯」と同じ。
容器の凝ったデザインがファンから好評で、「メルカリ」などフリマサイトでは、空容器が定価の3倍ほどで取引されている状態だ。
淡路屋は10月1日にWebの申し込み受付をスタート。毎日午前10時から限定数を受け付ける。申込の4日〜7日後に受取日を指定できる。Web注文は10月26日まで受け付ける。直営店店頭や電話での申し込みはできない。
また、10月1日午前11時からオンラインショップでも限定販売する予定だ。
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