なおシャッタースピードは最高で1/4000秒でメカシャッターのみ。ただF5.6からで、絞り開放時は1/2500秒までとなる。NDフィルタは快晴下で絞り開放で撮りたいときに重宝する。
画作りをコントロールするイメージコントロールは新たにシネマ調が2つ追加された。
続いて、イメージコントロールレトロで。昭和の頃にとった団地写真って感じになるかなと思ったら、見事その通りに。
GR IVの本質はストリートスナップにあるのだが、それに向いた新しい露出モードが追加された。
もともとフルプレススナップといってシャッターを一気に押しきると設定した距離で撮る機能があったが、その発展系として新しく露出モードにSvが追加されたのだ。
後ろダイヤルで被写界深度(DOF1〜3の3段階)、前ダイヤルで撮影距離を設定しておく。
DOF3が一番被写界深度が深くなる設定で、DOF3にすると無限遠まで合うように絞り込まれる。
このモードにしてぱっと何か感じたところでさっとシャッターを押すとAF動作を行うことなく、その設定で、必要ならパンフォーカスで撮影してくれるのだ。瞬間的なストリートスナップを撮るのにいい。
手ブレ補正の効きがいいので片手でさっと撮ってもなんとかなるのである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR