2025年のノーベル生理学・医学賞に、過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見した大阪大学特任教授の坂口志文(しもん)さんら日米3氏が選ばれた。
受賞を受け、SNS上では人気漫画「はたらく細胞」(作:清水茜)が話題に。人体のさまざまな細胞を擬人化し、体内での作用をバトル風に描いた作品で、制御性T細胞もスーツを着た美女として登場する。
作品内で、制御性T細胞は、がん細胞との戦いに登場。無表情のクールな姿で免疫細胞を見極め、制御が必要か判断する。
SNS上では「ニュースを聞いた時、はたらく細胞が思い浮かんだ」「はたらく細胞好きの子どもが、制御性T細胞の機能について語り出した」などノーベル賞と同作を関連付ける投稿が相次ぎ、漫画やアニメの教育効果を実感する声が多く見られた。
免疫学に革命的進歩 暴走抑える「制御性T細胞」とは ノーベル生理学・医学賞で話題
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