ゲーム配信サービス「Steam」を運営する米Valveは11月12日(現地時間)、2022年発売のゲーム機「Steam Deck」に続く、3つのハードウェアを2026年初頭に発売すると発表した。コントローラ「Steam Controller」、ゲーミングPC「Steam Machine」、VRヘッドセット「Steam Frame」だ。
いずれもSteam Deckと同じ設計思想を持ち、Steamによって動作し、連携し、ユーザーが選ぶあらゆる周辺機器とともに使用できるとしている。
販売価格や具体的な発売日程についてはまだ公表していない。
Steam Controllerは、Steam上の、コントローラ向けに作られていないゲームであってもプレイできるよう設計したコントローラ。トラックパッド、ジャイロ、背面ボタンといったSteam Deckの機能を、使いやすいフォームファクタにまとめたものだ。
SteamまたはSteam Linkが動作するPC、Mac、携帯機、スマートフォン、Steam Deck、後述する新しいSteam Machineを含む“あらゆるデバイス”で利用できる。
磁気式スティックにより、応答性と耐久性を向上させた。スティックには静電容量式タッチセンサーを搭載し、コントローラー背面にも追加した。親指(あるいは小指でも)で触れるだけで、「精密なジャイロエイミングを有効にできる」としている。
リチウムイオン充電池搭載で、35時間以上のプレイが可能という。充電や無線ペアリングのために、無線アダプタと磁気式充電器を組み合わせた「Puck」を同梱する。これを装着して充電し、完了したら外してコントローラを利用できる。
Steam Machineは、一辺が160mmの立方体で、静音性が高く、Steam Deckの6倍の性能を持つゲーミングPC。大画面向けに設計された「SteamOS」を搭載し、ソフトウェアのインストール、デスクトップPCやゲーム向けのアクセサリの利用が可能だ。本体内にSteam Controller Puckで採用したものと同じ低遅延無線接続を内蔵。スマホやSteam Deck、後述のSteam Frameへのゲームストリーミングにも適しているという。1ギガビットイーサネット、 DisplayPort 1.4、HDMI 2.0、USB-Cポート×1、USB-Aポート×4搭載。
Steam Frameは、SteamのVRタイトルと非VRタイトルをストリーミングできる無線VRヘッドセットだ。カメラベースのトラッキング採用で、装着して起動するだけでゲームを開始できる。
専用コントローラが付属し、モーション操作や指の静電容量トラッキングなど、VRゲームに必要な入力に対応する。また、Steamライブラリのゲームに対応する分割型ゲームパッドレイアウトを備え、スティックにはSteam Controllerと同じ磁気式スティックを採用した。
Steam FrameはSteamOSを搭載したPCでもある。ストリーミングだけでなく、PCをホストにせずにゲームをヘッドセット内に直接インストールしてプレイできる。microSDカードでストレージを拡張することも可能だ。
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