この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「「AWS MCP Server」プレビュー開始。最新のAWS APIからナレッジベースまで包括的にAIからAWSを利用可能に」(2025年12月1日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Amazon Web Servicesは、AIを用いてAWSを利用するための新サービス「AWS MCP Server」のプレビュー提供を発表しました。
MCPとは一般に、生成AIやAIエージェントが外部のツールを呼び出して情報を取得したり操作したりする際に使われるプロトコルです。生成AIやAIエージェントがMCPクライアントとなり、情報提供や操作の対象となる側がMCPサーバとなります。
AWSはすでにMCPサーバとして、AWS APIを利用するための「AWS API MCP Server」や、ナレッジベースにアクセスできる「AWS Knowledge MCP Server」などを提供しています。
参考:AWSのナレッジを生成AIで参照できる「AWS Knowledge MCP Server」正式版が登場。公式のドキュメントやAPIリファレンス、アーキテクチャガイダンスなど情報源に
今回発表されたAWS MCP Serverはこれらを包括しており、新サービスを含む1万5000以上のAWS APIの呼び出しおよびAWSドキュメントへのアクセスを生成AIやAIエージェントから可能にします。
具体的には、AWS MCP Serverは以下の3つの機能を提供します。
生成AIやAIエージェントが操作対象を適切に操作するための標準的な操作手順やワークフローなどが書かれたドキュメント「Agent SOP(Standard Operating Procedures)の一覧もしくは特定のSOPを取得できる。
自動化されたクレデンシャル管理の下で適切なシンタックスの確認やエラーハンドリングなどを行いつつ、AWSの1万5000以上のAPIのほぼんどを呼び出せる。もしくはAIの学習データには含まれていないような新たなAWS APIを含む、関連するAWS APIの説明と構文に関するヘルプなどを取得できる。
AWSの公式ドキュメント、APIリファレンス、ブログ記事、新着情報、アーキテクチャガイダンスなどが参照可能。また特定のトピックに関連するドキュメントの取得やリージョン一覧の取得、リージョンの死活情報の取得などが可能。
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