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アイ・オー・データ、SSDやUSBメモリなど値上げ 最大54.8%増

» 2025年12月11日 13時09分 公開
[ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は12月10日、SSDやUSBメモリ、NASなど165製品を2026年1月14日に値上げすると発表した。少なくとも現行価格から1%、最大で54.8%値上げする。

 「製造に関わるさまざまなコスト上昇の影響を受ける状況から、現商品価格をこれ以上維持することが困難となった」(同社)。対象製品と値上げ幅の一覧は以下の通り。 

商品カテゴリー 型番数 価格改定率
個人・家庭向けNAS 12 2.8%〜19.4%
法人・企業向けNAS(Linuxベース OSモデル) 29 4.5%〜27.2%
法人・企業向けNAS(Windows OSモデル) 40 1.0%〜3.8%
NASオプション 交換用ハードディスク 17 1.5%〜6.4%
24時間録画対応HDD 5 2.8%〜11.8%
据え置きHDD 12 2.9%〜15.4%
法人向けHDD「BizDAS」 6 2.6%〜6.4%
SSD 21 13.0%〜34.9%
ネットワークカメラ 1 11.3%
USBメモリー「U3C-STDシリーズ」 9 10.5%〜54.8%
WDブランド ポータブルSSD 7 5.6%〜15.2%
SanDisk Professionalブランド SSD 6 3.7%〜12.9%

 ストレージやメモリは、DRAMやフラッシュメモリの価格が生成AIに関する需要により高騰している影響で、11月ごろから品薄や値上げが進んでいる。同社の値上げもその影響を踏まえたものとみられる。

photo 同社の発表から引用

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