ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)と米Sony Pictures Entertainment(SPE)は12月19日、チャーリー・ブラウンやスヌーピーといったキャラクターで知られる「ピーナッツ」の権利を持つPeanuts Holdingsの株式約41%を間接的に取得すると発表した。
カナダのWildBrainが間接的に保有する持分を両社が取得する契約を結んだ。これまでSMEが持っていた約39%と合わせ、全体の80%を保有することになり、Peanuts Holdingsはソニーグループの連結子会社となる。残りの20%は原作者のチャールズ M.シュルツ氏の親族が引き続き保有する。
SMEは、2018年にPeanuts Holdingsの一部株式を取得して以来、コンテンツホルダーとしてるIPビジネスの拡大と、ブランド力の向上を目指してきた。同社の松村俊亮社長は発表に当たり「今後はソニーグループの幅広いネットワークと叡智を生かし、そのブランド価値を高めていけることを大変嬉しく思う」とコメントを寄せている。
コミック「PEANUTS(ピーナッツ)」は、1950年に7つの新聞紙上で連載をスタートし、世界中でアニメやグッズ等も人気に。スヌーピーは世界で最も有名なビーグル犬といわれる。最近ではApple TV+オリジナル作品として関連番組が配信されている。
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