マクセルは1月20日、主に産業機器に使われる塩化チオニルリチウム電池(以下、ER電池)と同じサイズ、出力電圧を持つ全固体電池モジュールを発表した。バックアップ電源などに採用すれば、電池交換頻度の低減や生産性向上が期待できるという。
直径17.9mm、高さ50mmというER電池のサイズに、量産品の全固体電池「PSB401010H」を8個搭載。電池電圧を3.6Vに変換し、出力する回路を内蔵した。容量は35mAh、5V充電に対応する。
ER電池は、産業機器のバックアップ電源の他、スマートメーターやIoTセンサーなど広く使用されている。しかし使い切りの一次電池のため、定期的な交換対応や使用済み電池の廃棄も課題となっていた。
同社はこのモジュールにより、電池交換頻度が低減しメンテナンス工数を削減できるほか、長期間の稼働が可能になるため生産性が向上。さらに使用済み電池の廃棄量を減らすことで環境負荷の低減にも貢献するとしている。
同社は1月21日から23日にかけて東京ビッグサイトで開催される「AUTOMOTIVE WORLD 2026」に同製品を出展し、デモンストレーションを行う。
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