ソニーの民生用ビデオカメラ「ハンディカム」シリーズの生産が終了したのではないか──と、SNS上で話題になっている。ソニーストアで唯一販売されていた4Kビデオカメラ「FDR-AX45A」(2022年発売)の商品ページに「生産完了」と表記されたためだ。
ITmedia NEWSがソニーマーケティングに確認したところ「一部部材の都合もあり生産を完了した。ソニーストアの他、各販売店でも順次販売を終了する」と説明。ただし今回はあくまでも1機種の生産完了で、ハンディカムそのものの終了を意味するわけではないという。なお、ハンディカムの後継機種については「現時点では未定」としている。
ソニーのハンディカムは、1985年発売の8mmビデオカメラ「CCD-M8」が最初。当時としてはコンパクトなボディと1.0kgという重量で「世界最軽量」をうたった。89年には「パスポートサイズ」の「CCD-TR55」が大ヒットし、カムコーダーにおけるVHS-Cとのシェア争いを大きく左右した。
その後、記録メディアはDV、miniDV、MicroMV、8cm DVD、HDDなど様々に変化したが、ブランドは一貫してハンディカムを使い続けている。しかし近年は動画撮影用途でもソニーは「α」や「VLOGCAM」といったデジカメが存在感を増し、22年のFDR-AX45A以降はハンディカムの新製品が登場していない。
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