調査会社のマイボイスコムが住宅太陽光発電に関するアンケート調査を実施。住宅に太陽光発電を設置した理由、しない理由などが明らかになっている。
調査会社のマイボイスコムは、住宅用太陽光発電に関するインターネット調査を実施し、このほどその結果を発表した。 住宅用太陽光発電システムの設置率は7.7%で、前回の調査から0.3ポイントの微増にとどまった。
地域別では中部・中国・九州が各10%台と高くなっている。設置率の内訳は、太陽光発電を「自ら検討して設置した」が6.4%、「太陽光発電が設置されている物件を望んで入居した」が0.5%、「入居した物件にたまたま太陽光発電が設置されていた」が0.8%だった。
住宅用太陽光発電システム所有者に設置時期、メーカーを尋ねたところ、「〜5年以内」「〜10年以内」が全体の20〜30%を占めた。メーカーはシャープが24.0%で最も多く、京セラ、パナソニックなどがそれぞれ10%強で続いている。
太陽光発電システムの設置理由の上位は、「光熱費が節約できる」「売電できる」が設置者の60〜70%を占め、「自然エネルギーを活用できる」「補助金制度が活用できる」「環境に良い」が30〜40%となった。
太陽光発電システムを取り付けることができる条件が整っている場合、設置したいかを聞いたところ、設置意向は27.4%で減少傾向にあるとする。太陽光発電システムを自ら検討して設置した人・設置物件を望んで入居した人では70〜80%と高く、物件にたまたま設置されていた人では60%弱、設置していない人では20%強となった。非設置意向は41.5%と半数近くある。
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