パシフィコ・エナジーが岡山県と兵庫県の2カ所にメガソーラーを建設すると発表。どちらもゴルフ場の跡地を活用したメガソーラーだ。
パシフィコ・エナジー(東京都港区)は、岡山県和気町と兵庫県姫路市で、それぞれゴルフ場跡地を利用して発電容量112MW(メガワット)の太陽光発電所「備前メガソーラー発電所」および同72MWの「夢前メガソーラー発電所」の建設を開始すると発表した。
備前メガソーラー発電所は、2020年春ごろの運転開始を予定している。完成後には、年間約1万3200万kWh(キロワット時)の発電量を想定しており、年間およそ9万トンの二酸化炭素排出削減に貢献する。発電した電力は、「再生可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)」を利用し、中国電力に売電する。
夢前メガソーラー発電所、2020年秋ごろの運転開始を予定。完成後には、年間約8400万kWhの発電量を想定しており、年間およそ4.2万トンの二酸化炭素排出削減に貢献する。発電した電力は、FITを利用して関西電力に全量販売する。
パシフィコ・エナジーは、岡山県で久米南町、美作市の2件、宮城県大崎市において1件、宮崎市で1件、合計227.4メガワット(直流ベース)の太陽光発電所の建設を完了し、商業運転を開始している。現在、岡山県内で257メガワット(直流ベース、2017年4月より建設開始)、福島県内で42メガワット(直流ベース、2017年9月より建設開始)、愛知県内で62メガワット(直流ベース、2017年10月より建設開始)、岐阜県内で55メガワット(直流ベース、2018年2月より建設開始)での発電所を建設中だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.