太陽光パネル検査の「ソラメンテ」、小型設備向けの低価格モデル新登場太陽光

アイテスが住宅・小規模太陽光発電設備に向けたソーラーパネル測定器「eソラメンテ」を開発。住宅・小規模発電設備向けに機能を絞り、従来製品より価格をおさえたのが特徴だ。

» 2019年07月25日 16時30分 公開
[スマートジャパン]

 アイテスは住宅・小規模太陽光発電設備に向けた太陽光パネルの測定器「eソラメンテ」を発表した。測定器の「eZ-10」は2019年8月5日、組み合わせて利用する電流センサーの「eA-10」は同年10月の発売を予定している。住宅・小規模発電設備向けに機能を絞ったのが特徴で、税別価格はそれぞれ16万円と6万7000円。

「eZ-10」と「eA-10」 出典:アイテス

 アイテスは2012年より中・大規模太陽光発電所向けの太陽光パネル測定器「ソラメンテ」シリーズを発売しており、今回住宅・低圧発電設備向けに特化したコンパクトモデルとしてeソラメンテを開発した。eZ-10では直列抵抗および開放電圧を測定でき、太陽光パネルが直列に接続されたストリングのインピーダンス測定を行うことで、故障パネルの有無が判定可能となっている。対象のパネルは単結晶と多結晶、ヘテロ接合型。

 パネルチェッカーとしてストリング内の故障パネルの位置を特定できる電流センサーのeA-10は、ez-10に接続することで、太陽光パネルの表面から発電電流の有無を確認することが可能となる。

「eZ-10」と「eA-10」の利用イメージ 出典:アイテス

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