大和エナジー・インフラがエコスタイルと協業、低圧太陽光市場に参入へ太陽光

エコスタイルと大和証券グループの大和エナジー・インフラが国内の低圧太陽光発電向けのビジネスで協業。発電所の総容量100MW(メガワット)を目標に、全国で低圧太陽光発電所の建設を進める方針だ。

» 2019年08月08日 09時00分 公開
[スマートジャパン]

 エコスタイルと大和証券グループの大和エナジー・インフラは2019年8月6日、国内の低圧太陽光発電向けのビジネスで協業すると発表した。発電所の総容量100MW(メガワット)を目標に、全国で低圧太陽光発電所の建設を進める方針だ。

 大和エナジー・インフラは大和証券グループで、エネルギーやインフラ分野への投資事業を手掛けている。これまでは国内で高圧分野の太陽光発電所やバイオマス発電所に対して投資を行ってきた。今回の協業により、低圧向け市場にも参入することになる。

 一方のエコスタイルは、全国の遊休地を中心に低圧太陽光発電所の開発を進めてきた。2019年7月末時点で9832件の開発実績があるという。

 今回の協業ではエコスタイルがこうした実績に基づく発電所の開発ノウハウを生かし、発電所の用地選定から部材の仕入れ、施工、保守管理までをワンストップで対応。開発した発電所を大和エナジー・インフラが取得するスキームとなっている。また、森林開発や大規模な造成などの環境負荷を避けるべく、小型分散型の発電所を取得していく予定としている。

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