日産自動車は2020年7月9日、茨城日産、日産プリンス茨城販売が、新電力のスマートテックと協業すると発表。電気自動車(EV)「リーフ」を購入したユーザーに、太陽光発電の無料設置サービスや、卒FIT住宅太陽光の余剰電力買取サービスを提供する。
日産自動車は2020年7月9日、茨城日産、日産プリンス茨城販売が、新電力のスマートテックと協業すると発表した。電気自動車(EV)「リーフ」を購入したユーザーに、太陽光発電の無料設置サービスや、卒FIT住宅太陽光の余剰電力買取サービスを提供する。
太陽光発電の無料設置サービスは、茨城日産および日産プリンス茨城販売でリーフを新車購入するかつ戸建住宅に住むユーザーが対象。顧客の住宅屋根に太陽光発電設備を顧客の初期負担なしで設置し、さらに発電した電力を24円/kWhで自家消費できるプランを提供する。契約期間は13年間で、満了後は設備がユーザーのものになる、いわゆる第三者所有プランだ。
このプランに先立ち、3社ではFITによる電力の買い取りが満了となった、いわゆる卒FIT太陽光ユーザーを対象とする余剰電力買い取りサービスも同年6月から提供している。こちらのプランでは、茨城日産および日産プリンス茨城販売でリーフを購入する卒FITユーザーに対し、スマートテックが太陽光発電の余剰電力を25円/kWhで買い取るというもの。契約期間は2年間で、茨城県内限定のプランだ。なお、太陽光発電設備の設置容量が10kW未満である必要がある。
日産自動車は、電気自動車の普及を通しゼロ・エミッション社会の実現に取り組む日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を推進。今回の協業もこの取り組みの一環になるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.