シャープが蓄電池の見守りサービス、発電量の低下や異常を通知太陽光

シャープは、太陽光発電システムおよびクラウド蓄電池システムの見守りサービス「COCORO ENERGYモニタリング」を開始すると発表。基本的な見守り機能と、発電状況を常時監視する機能の2つを提供する。

» 2020年11月28日 07時00分 公開
[スマートジャパン]

 シャープは2020年11月18日、太陽光発電システムおよびクラウド蓄電池システムの見守りサービス「COCORO ENERGYモニタリング」を開始すると発表した。両機能ともに、2020年12月1日からの提供開始を予定している。

COCORO ENERGYモニタリング COCORO ENERGYモニタリング 出典:シャープ

 同サービスでは、基本的な見守りが可能な「モニタリング基本機能」と、発電状況を常時監視する「モニタリング発電診断」の2つが提供される。

 モニタリング基本機能は、太陽光発電システムの発電レポートを月1回送付し、さらに通信エラーやシステムの動作不良を検知した際にはユーザーに通知するというサービスである。太陽光および蓄電池システムの長期保証期間中は無償で利用でき、保証期間終了後は月額220円(税込み)で利用できる。

「モニタリング基本機能」の通知イメージ 「モニタリング基本機能」の通知イメージ 出典:シャープ

 モニタリング発電診断は、発電量や売電量などの情報を毎日送付する他、発電量の低下が一定期間続いた場合はユーザーに通知するサービスである。スマートフォンでエラー状況を確認でき、通知に記載されたリンクからいつでも修理を申し込める。HEMS(Home Energy Management System)の設置より180日間無償で利用でき、以後は月額220円(税込)で利用可能だ。

「モニタリング発電診断」の通知イメージ 「モニタリング発電診断」の通知イメージ 出典:シャープ

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