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» 2021年05月26日 07時00分 公開

環境省が最大1億円の補助金、水上太陽光や自家消費型カーポートの導入に太陽光

環境省は2021年5月14日、自家消費型の太陽光発電を搭載した「ソーラーカーポート」などの導入を支援する補助事業の募集を開始した。企業向けの事業で、ソーラーカーポートの他、水上太陽光電設備、さらにこれらの設備と組み合わせる蓄電池の導入も支援する。

[スマートジャパン]

 環境省は2021年5月14日、自家消費型の太陽光発電を搭載した「ソーラーカーポート」などの導入を支援する補助事業の募集を開始した。企業などを対象としたもので、ソーラーカーポートの他、水上太陽光電設備、さらにこれらの設備と組み合わせる蓄電池の導入も支援する。

 この補助事業は、令和3年度(2021年度)二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金における「再生可能エネルギー事業者支援事業費」の一つで、建物屋根上や空き地以外の場所を活用した自家消費型の太陽光発電設備や、蓄電池の導入支援を目的としたもの。

 補助金の交付額は補助対象経費の3分の1、補助金交付額の上限は1億円(2カ年計画で実施する場合は合計金額の上限額)。募集期間は第1次が5月14日〜6月10日、第2次が6月17日〜7月12日、第3次が7月16日〜8月10日となっている。執行団体は環境技術普及促進協会。

 補助の要件は以下の5点の条件を全て満たす必要がある。

  1. 「建物屋根上や空き地」以外の場所を活用したソーラーカーポート(太陽光発電搭載型カーポートまたは太陽光発電一体型カーポート)等の自家消費型の太陽光発電設備や蓄電池の導入を行う事業であること。
  2. 平時において導入場所の敷地内で一定割合(50%以上)の自家消費が可能であること。
  3. この補助金を受けることにより導入費用が、10kW未満:30.08万円/kW、10-50kW:23.82万円/kW、50kW以上:19.80万円/kWを下回るものであること。
  4. パワーコンディショナーの出力合計が5kW以上であること。また、積載率(太陽光発電モジュール容量÷パワーコンディショナの最大定格出力)は、1以上であること。
  5. 固定価格買取制度(FIT)による売電を行わないものであること。また、この補助事業に参加した後に、2022年度に開始が予定されているFIP(Feed in Premium)制度の認定を取得しないものであること。

 補助対象となる設備は以下の通り。

  • 太陽光発電一体型カーポート:太陽光発電モジュール一体型カーポート、基礎、接続箱、パワーコンディショナー、配線
  • 太陽光発電搭載型カーポート:太陽光発電モジュール、架台、カーポート(太陽光発電モジュールの土台となるものに限る)、基礎、接続箱、パワーコンディショナー、配線
  • 水上太陽光:太陽光発電モジュール、架台、フロート、ブリッジ、接続箱、パワーコンディショナ、配線
  • その他:太陽光発電搭載型カーポート、太陽光発電一体型カーポート及び水上太陽光と同程度の補助対象範囲として協会が認める設備
  • 定置用蓄電池:業務用の場合4800Ah・セル以上かつ目標価格(工事費込み)21万円/kWh、家庭用の場合4800Ah・セル未満かつ目標価格(工事費込み)16.5万円/kWhの条件を満たすもの

 補助金に応募できるのは民間企業、独立行政法人、一般社団法人・一般財団法人及び公益社団法人・公益財団法人、都道府県、市町村、特別区と地方公共団体の組合などで、補助事業を確実に遂行するために必要な経営基盤を有し、事業の継続性が認められることが条件となる。

 その他の公募の詳細は、環境技術普及促進協会のWebサイトで確認できる。同協会では今回の公募事業に関するWebでの説明会も開催する予定だ。

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