東芝エネルギーシステムズは2021年7月26日、太陽光発電などを保有する一般家庭の蓄電池などを制御する「低圧VPPプラットフォーム」を小売電気事業者向けに提供開始したと発表した。
東芝エネルギーシステムズは2021年7月26日、太陽光発電などを保有する一般家庭の蓄電池などを制御する「低圧VPPプラットフォーム」を小売電気事業者向けに提供開始したと発表した。
太陽光発電を持つ一般家庭(低圧需要家)では、日中の余剰電力を蓄電池に充電し、電力取引市場での価格が高くなる夕方以降の時間帯に放電するなど、収益性の向上につながるエネルギーマネジメントのニーズが高まっている。そのため、こうしたマネジメントサービスを加えた料金メニューを展開する小売電気事業者も増えてきた。
今回、東芝エネルギーシステムズが提供する低圧VPPプラットフォームは、複数の一般家庭に配置された数多くの蓄電池を束ねて、高度な群制御を行うことが可能だという。複数のHEMSベンダーのシステムにも対応し、今後も拡充予定だという。
さらに、小売電気事業者向けの基本サービスとしてのエネルギーリソース制御だけでなく、環境価値取引や、容量市場対応などのオプションサービスの追加も可能としている。
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