アビームコンサルティングが企業の脱炭素経営の実現および、サプライチェーン全体でのGX(グリーントランスフォーメーション)の達成に向けた支援サービスを提供すると発表した。
アビームコンサルティングは2022年7月7日、エネルギー需要家の脱炭素経営の実現および、サプライチェーン全体でのGX(グリーントランスフォーメーション)の達成に向けた支援サービスを提供すると発表した。
日本においても政府が「2050年のカーボンニュートラル達成」を掲げたことで、全ての業種・業界において脱炭素実現に向けた取り組みが、重要な経営課題となりつつある。
一方、企業のカーボンニュートラルの達成に向けた施策や戦略に影響する各種の市場環境は、国内法規制の改正および燃料価格の変動などにより大きく変動する。そのため、エネルギー需要家企業には、GX推進に向けた戦略ロードマップの早期策定が求められる。さらに、削減対策の投資対効果の評価や、外部環境の変化に応じたロードマップの見直しを継続的に実施できる体制の構築が必要だ。
アビームコンサルティングではこれまで、企業のエネルギーマネジメント、省エネ法などの外部報告などの支援を10年以上にわたって実施してきた。また、これらのノウハウをもとに開発した、企業全体のGHGデータを一元管理できるデータ管理基盤「GXマネジメントプラットフォーム」の構築も行っている。
同プラットフォームは、GXマネジメントに必要なコストデータや使用量、排出量データを一元的に管理することが可能だという。RPAを活用した自動登録機能と入力代行サービスも提供し、データ収集の自動化も行える。これにより、コストデータに基づいた具体的なGHG削減対策の検討が可能となり、外部報告の効率化・高度化も支援できるという。
今回これらのこのGXマネジメントプラットフォームの提供に加え、さらにGX戦略ロードマップ策定、外部情報開示・報告対応のレポート作成、エネルギー予算策定、予実分析など、需要家の状況に応じた包括的なサービスを提供。需要家企業におけるカーボンニュートラル実現に向けたGX推進を支援するとしている。
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