SBエナジーは2022年9月12日、企業や自治体など向けに再生可能エネルギー調達を支援する賃借モデルの自己託送サービスを開始したと発表した。
SBエナジーは2022年9月12日、企業や自治体など向けに再生可能エネルギー調達を支援する賃借モデルの自己託送サービスを開始したと発表した。
このサービスは、電力需要地から離れた場所にSBエナジーが新設・運営する再生可能エネルギー発電設備を、企業や自治体が需要家が賃借し、発電した電力を一般送配電事業者の託送制度を利用して需要地に届けることで、再生可能エネルギーの自家消費を支援するサービス。
このスキームを活用することで、再生可能エネルギー発電設備を設置するための十分な土地や屋根の確保が難しい企業や自治体でも、発電設備の建設に要する初期費用を負担することなく、再生可能エネルギー由来の電力を調達できるとしている。
なお、SBエナジーは機械学習モデルや統計モデルによる発電量予測技術を利用して、再生可能エネルギー発電設備における計画値同時同量の達成を実現するほか、高精度の発電計画策定や日々の発電計画の提出、実績値と差異が発生した際の発電インバランス費用負担を請け負う。
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