本田技研工業は、大型二輪スポーツツアラー「VFR1200F」と「VFR1200F Dual Clutch Transmission」をマイナーチェンジして3月2日に発売する。価格は157万5000円と168万円。
今回のマイナーチェンジでは、トラクションコントロールシステムを新たに搭載。また、燃料タンクの容量が従来モデルより1リットル増の19リットルになり、航続距離が伸びた。燃費は、VFR1200Fがリッター22.5キロ、VFR1200F Dual Clutch Transmissionが24キロ(いずれも時速60キロ定地走行テスト値)。デジタル表示のインストルメントパネルには、「瞬間燃費」「平均燃費」「残走行距離」の表示を追加した。
1236ccのV型4気筒水冷4ストロークOHCエンジンは、カムシャフトを変更してバルブタイミングを最適化。最高出力82キロワット(111馬力)/7500rpmはそのままに、低・中回転域のトルクを強化した。最大トルクは120ニュートンメートル/5500rpm。
VFR1200F Dual Clutch Transmissionでは、ATモードで走行中に「シフトアップ/ダウン」スイッチにより変速した後に、自動的にATモードに復帰する機能を追加した。また、MTモードでの連続シフト操作に対する制御の高速化を図っている。
ボディサイズは2250×755×1220ミリ(全長×全高×全幅、VFR1200F Dual Clutch Transmissionの全高は740ミリ)、車両重量は268キロ(同278キロ)。ボディカラーは、新色のキャンディータヒチアンブルーとチタニウムブレードメタリック、継続色のパールサンビームホワイトの全3色を用意する。
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