調査のタイミング：Survey Weekly Top 10

[松山由美子，ITmedia]

ITmedia Survey
Weekly Access Top10

9月12日〜9月18日

1位 次世代ゲーム機に期待するのは、画像処理能力や多機能性より「低価格」

2位 iPodが後押しをする携帯オーディオプレーヤー市場景気

3位 ヤフオク出品の“ビギナーズラック”？

4位 ポータブルオーディオプレーヤー、好きなブランドはソニー、欲しい製品はiPod

5位 総務省、8月末のDSL加入者数を発表、伸びは減少傾向に

6位 PCユーザーの約9割が表計算ソフトとワープロソフトを所有

7位 閑話休題：オリンピックと現代版竜馬の在り処

8位 iPodとiPod mini、「欲しい」は6割、魅力は「大容量」と「デザイン」

9位 Blogサービスの有料オプションに興味を持つ人が増加

10位 都道府県サイトのリスク調査、総合1位は東京都、ワースト1は埼玉県

　トップは大差をつけて「次世代ゲーム機」に関する調査。タイミングがいいのか悪いのか、今週は次世代ゲーム機関連の発表が相次いで行われた。今週同じ調査を行ったら、違う結果が出ただろうか？　個人的には「ニンテンドーDS」の1万5000円という価格にびっくり。調査記事の「低価格」を求める声の大きさに答えるような安さだ。記事にもあるが、ソニーがPSPの価格を公表しなかったのは、DSが予想以上の低価格だったからでは…という穿った見方もしたくなるほどだ。

　今週のボツニュースは、ライフメディアの「プロ野球のストライキ」に関するタイムリーなアンケート。ライブドアや楽天の参入が話題になっているから「ITネタ」だと押し切れないこともなさそうだが…。

　ストライキに関しては「やってよかった」が72％で、「避けるべきだった」は10％という結果に。球団側、選手側会、どちらの考えに賛同するかという問いに対しては「選手会」が79％、「球団」はわずか8％で、選手会の意見を支持する声が圧倒的だ。

　新規参入に関しては「大歓迎」（54％）、「賛成だが長続きするかが不安」（43％）と参入には好意的だが、球団経営の経験もなく、若い経営者のベンチャー企業への不安もみられるようだ。

　野球にはさほどくわしくはないが、球団を経営している会社には、いくつかの傾向がみられた気がする。「阪神」「阪急」「西鉄」「近鉄」といった電鉄会社、「大映」「東映」「松竹」など映画会社、「西武」「ダイエー」などデパート＆スーパーの小売業、（電鉄会社にも系列デパートがありますね）、日本ハム、ロッテ、ヤクルトなど食品メーカー、読売、中日、毎日など新聞社系。

　こんどは、ライブドア、楽天など「IT系」の球団の時代が来るんでしょうか。