トップ10
» 2010年10月26日 16時10分 UPDATE

Biz.ID Weekly Top10:Webサービスがオフィスを代替する日

小規模のプロジェクトであれば、会社という場所に行かなくても業務が回ります。Webサービスを巧みに使い、これを実現しているのがTwitterクライアントを開発するKiznaです。

[藤村能光,Business Media 誠]

 今回の1位はあえて言おう! メモであると!――ポメラにガンダムモデル「DM11G」でした。起動時に「ファーストガンダム」のロゴを表示、ATOKの変換辞書にはガンダム用語を採用するなど、ガンダムファンにとっては垂ぜんの的となるアイテムでしょう。ニュース記事を書いたT編集長は、早速社内のガンダムフリークにDM11Gに関連するインタビューを実施、記事は後日公開予定なのでお楽しみに!


 10月25日、無料のWebグループウェア「サイボウズLive」が自由招待制になり、誰もが登録して活用できるWebサービスになりました。スケジューラーやカレンダーといったグループウェアの基本機能を備えるとともに、Twitterライクな近況投稿機能や公開プロフィールといった新機能も搭載。同日にサイボウズが開催したイベントで青野慶久社長は「今日からサイボウズLiveはビジネスSNSに進化していく」と意気込みを語りました。

 同イベントではサイボウズLiveユーザーとして、グレイスの中村仁社長が登壇しました。都内で運営している飲食店「豚組」の売り上げの約2割は、Twitter経由の来客によるものだそうです。Twitterを活用したマーケティングと販売促進で成果を出している企業の一角といえます。

 中村さんはグレイスではなく、2010年9月に創業したKiznaにおいて、サイボウズLiveを活用しているとのこと。現在同社では「Twitter用のGmail」と評するTwitterクライアントを開発しています。

 ユニークなのは、kiznaはTwitterで集まった有志で起業した会社だということ。主要メンバーは4人。アプリケーションを開発する関連会社などを含めると、15人以上が同プロジェクトに携わっています。メンバーは東京、仙台、福岡に散在しており、物理的なオフィスはありません。中村氏いわく「オフィスもなく、バラバラで、組織としての形をなしていない」とのことです。

 それをつなぎとめ、プロジェクトにおける情報共有を担っているのがサイボウズLiveだといいます。サイボウズLive上に「kizna Dev」「kizna 準備室」「kizna Pilot Test」といったグループを作り、関連メンバーを招待し、アイデアブレストや進ちょく確認などをしています。

 ちなみにメールは「話題を整理できず、過去の話題を確認しにくい」といった理由からあまり使っていないとのこと。サイボウズLiveを使う中で「気付いたらさっと、メモ代わりに書き込む」ことが習慣になり、プロジェクトにおける課題の「発見」や「共有」に役立っているそうです。

 中村さんはサイボウズLiveを「オフィスそのものだ」と話しました。Webサービスが会社という物理的な場所の役割を補完しており、「サイボウズLiveが価値を生み出す場所になっている」のです。もちろんすべての仕事がWeb上で完結できるとはいえませんが、Kiznaの事例からは「会社に行って仕事をする」という慣例を超えた働き方が見えてきます。

image 中村さんが活用しているサイボウズLiveの画面

 1点お知らせです。10月28日(木)に誠 Biz.IDプレゼンツのUstream番組「my Workstyle on Real Time Web powered by Lotus」を放送します。今回はジャーナリストの池上彰さんを招き、ノマドワーキングやモバイルワーキングといった現代の働き方に津田大介さんと対談します。今回はK.I.T.虎ノ門大学院の虎ノ門キャンパスにて収録を行い、当日の公開中継を観覧したい人も募集(無料。希望者多数の場合は抽選)しています。変化する働き方の最前線について、現場でいっしょに聴講してみませんか。こちらも参加をお待ちしております。

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