キングジムは、デジタルメモ「ポメラ」シリーズとして、12月10日にガンダムをモチーフにした「DM11G」の「シャア・アズナブルモデル」「ランバ・ラルモデル」「ジオン軍モデル」を3モデル発売する。
「あえて言おう! メモであると!」――ギレン総帥のセリフが目立つポメラが登場した。キングジムは、デジタルメモ「ポメラ」シリーズとして、12月10日にガンダムをモチーフにした「DM11G」の「シャア・アズナブルモデル」「ランバ・ラルモデル」「ジオン軍モデル」を3モデル発売する。価格はいずれも3万9900円。
3モデルともスタンダードモデルの「DM10」をベースに、天板やキーボードなどの本体のデザインやカラーを変更。シャアモデルは赤、ランバ・ラルモデルは青、ジオン軍モデルは緑を基調としたカラーリングとなっている。
起動すると、いわゆる「ファーストガンダム」のロゴを表示。続いて「ガンダム大地に立つ!!」など、各話(全43話分)のタイトルをランダム表示する。終了時は、各モデルにあった名ゼリフや登場したメカニックの解説画面を表示する。なお、シャアモデルとランバ・ラルモデルはそれぞれ独自の名ゼリフを10種類、ジオン軍モデルは23種類用意した。
このほか、日本語変換エンジンとして採用しているATOKの変換辞書にガンダム用語(変換候補で約800語)を追加。例えば「あむろ」と入力すると「アムロ」「アムロ・レイ」に、「ずごっく」と入力すると「ズゴック」「Z'GOK」「MSM-07」と変換できるようになっている。
本体はDM10をバージョンアップした。内蔵メモリをハイエンドモデルのDM20と同等の89Mバイトに拡張。DM10では全角8000字までしか1ファイルに入力できなかった文字数制限をこちらもDM20並みの2万8000字まで入力できるようになった。またQRコード表示にも対応している。
このほか、ファイル検索機能やフォルダ作成/管理(2階層)機能、検索機能、ソート機能なども利用可能。eneloopにも対応した。
折りたたみ時の大きさはDM10と同様の145×100×30ミリ(幅×奥行き×高さ)。重さはDM10に比べて20グラムほど重くなり、約360グラムとなっている。
「なぜジオン軍のキャラクターしか選ばなかったのか」の問いに、キングジムでは「『ポメラ=こだわりのある人が使うツール』という思いがあった。ガンダムファン中でも深いこだわりを持つコアファンにポメラを買ってもらうための仕様を考えたとき、キャラクターやメカなどのバラエティが富んでいるジオン軍に焦点を当てるのがよいのではと考えた」と回答している。
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