ポメラに由良拓也モデル――ケースと本体の一体型、キーボードには“F1”マシンも仕事耕具

キングジムの「ポメラ」に由良拓也モデル「DM20Y」が登場。電源投入時のオープニング画面は、由良氏のイラストをランダム表示するほか、[Enter]キーはチェッカーフラッグを、[F1]キーはフォーミュラーカーをモチーフにしたデザインを施した。

» 2010年06月08日 11時18分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]

 キングジムのデジタルメモツール「ポメラ」に、革ケースと本体が一体になった由良拓也モデル「DM20Y」が登場する。発売日は6月17日で、価格は4万1790円。

由良拓也モデル「DM20Y」

 レーシングカーデザイナーである由良氏がプロデュースしたモデルで、革ケース(表面:本革/裏面:ナイロン)と本体の一体型。持ち運び時はケースを閉じて、利用時はケースを開いて使う。

 電源投入時のオープニング画面は、由良氏が新たに書き下ろした4つのイラストをランダム表示。このイラストはステッカーとしても同梱している。キーボードのデザインもレーシングカーを意識。[Enter]キーはチェッカーフラッグを、[F1]キーはフォーミュラーカーをモチーフにしたデザインを施した。このほか、本体の個装箱や注意ラベルも由良氏のオリジナルデザインだ。

電源投入時のオープニング画面
キーボードのデザインはレーシングカーをモチーフに

 ポメラの基本機能である高速起動や20時間連続駆動、ATOK対応などに加え、ベースとなったDM20の5インチ液晶、QRコード表示機能、eneloop対応、フォルダ管理機能などもそのまま利用できる。

 ポメラを開発したキングジムの立石幸士氏が憧れていたという由良氏。元々はモータースポーツをテーマにデザインする予定だったと言う由良モデルだが、「ケースと本体を合体すればもっと面白いデザインができるのでは、と絵を描き直したのが今回の作品だ」(由良氏)という。「無骨」や「荒削り」ではなく「エレガントのラインだったり、革を使用したアイテムだったり、むしろ昔のクラッシックカーのイメージ」を重視した。

 ケースを含む折りたたみ時の大きさは約147×109×46ミリ(幅×奥行×重さ)。重さは約470グラム(乾電池別)。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ