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» 2012年04月09日 12時30分 UPDATE

あなたの不安、見積もります:「SOICHA」で気付いたTwitterの2つのストレス

便利なTwitterクライアントの「SOICHA」は以前から知ってましたが、なんとなく使う気になれずにいました。ところが、使ってみるとTwitterでのストレスが解消したのです。その理由とは。

[佐々木正悟,Business Media 誠]

 Twitterクライアントの「SOICHA」(ソイチャ)をずっとすすめてくれた人が数人いたのに、スルーしていました。理由をよく考えてみるとTwitterに関しては知らず知らずのうちに「(動作が)軽いもの」を使うクセがついていたからです。特に閲覧用に関しては。

 Twitterは「ライトなサービス」というイメージが私の中で固定観念のように定着してしまっています。そのTwitterのクライアントが重厚というのはなんとなく損くさい気がしていました。しかしSOICHAはよかったです。高機能重装備ならではの便利さは体感すると思い知らされますね。

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気付きその1:私は「Evernoteにきめ細かく送信したかった」

 SOICHAはTwitterのツイート1つ1つをEvernoteに細かく送信できるんです。このことはよく聞かされていたのですが、正直「それの何がいいのだろう?」と思っていました。SOICHAを使わなくても「ツイエバ」を使う方法をはじめ、さまざまです。今さらただEvernoteにツイートを送るためにSOICHAにする理由はまったくないと思いました。

 ところがそれは間違いでした。Evernoteに直接ツイートの1つ1つを、それも「ノートブック」や「タグ」を指定して、その都度送れるというのは慣れるととても便利です。ユーザーインタフェースが優れているということもあるのですが、迷わずポンポン送れることがハッキリしてくると、いろんな送り方をするようになるから不思議です。SOICHAを使う前まで私は決してノートブックやタグを指定してツイートを送るなんて気がしませんでした。ものすごく面倒で実りのないことをやらされるとしかイメージできなかったのです。

 しかしSOICHAでやってみるとこれは便利だと思いました。やはり人の手でやるのと自動送信とはだいぶ違います。私はiPhoneの辞書登録に多くのEvernoteのタグを登録しているということもありますが、「自分のEvernoteだけにスイスイ送れるなら送りたいツイート」というものがとても多かったのです。

 SOICHAのおかげで以前に一度あきらめてしまったことを再開しました。情報収集先をRSSばかりではなくTwitterからやろうと努力していたことがあったのですが、ずらっと同じようなタイムラインが並ぶことにうんざりしてあきらめました。でもこれを再開しています。


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気付きその2:私は「Facebookに同時投稿したかった」

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 SOICHAは多機能で、それぞれの機能を紹介し出すとキリがないほどですが、使ってみて便利さをつくづく実感したもう1つの機能が「Facebook投稿」です。これも他にもいろんなアプリでできるのですが、SOICHAから改めて投稿する際に、Twitterだけに投稿するか、TwitterとFacebookの両方に投稿するか――のいずれかを選べるという点がミソです。

 一時期、TwitterとFacebookには何もかも同時投稿できるようにしていたことがありました。しかしこれは、自分であとから見直してみても見苦しかったのでやめました。どこにどういうつもりで投稿しているのかということと投稿内容とは、どうしても切り離せないのです。

 でも両方に投稿していいようなものもあります。そういうものは同時投稿したいわけですが、投稿前には両方に投稿したくなるかどうかが明らかではないのです。これは非常に不思議なのですが、何かツイートしてみて初めて「これはFacebookにも投げたい」とか「これは投げたくない」などと思うのです。事前に気付きそうなものですが、実際には書いてみたあとにしか分からないことが多いのです。


 以上の2つのメリットは使い出すまでほとんど想像もできていませんでした。いわゆる「気付かずにいるストレス」というものでした。スイスイやれるようになって初めて、「ああ、これらができないのはストレスだったんだ」と気付いたわけです。SOICHAを使っているとそういう気付きが多いのです。

先月の木曜日:PictShareは使いまくってます!

 先月の連載で触れたアプリやサービスを振り返って、筆者がまだ利用しているかどうかを赤裸々に告白するコーナー「先月の木曜日」。今回はPictShareです。

 もちろん今でも使っていますし、利用頻度は高まる一方。ここからブログサービスの「Posterous」へ投稿できる機能がまたすばらしい! ムスメの写真を連日アップしまくりであります。


『記録するだけでうまくいく』のご紹介

記録するだけでうまくいく

 「領収書をすぐ失くしてしまう」「ランニングはいつも三日坊主」「仕事の段取りが苦手」「読んだ本の内容が思い出せない」「ダイエットが続けられない」――。そんな日々のモヤモヤも、ライフログをつければ全て解決できます。そんなライフログの付け方を学べるのが本書『記録するだけでうまくいく』です。

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 確かに、紙のノートに1円単位で収支を記録したり、ありとあらゆる写真を撮ったり、アルバムに整理したりするとなれば、膨大な時間とお金が必要です。しかし、スマートフォンがある今、写真はその場で撮ればOK。整理といっても「タグ付け」や「クラウドにアップロード」するだけなのです。

 ライフログとは記憶のバックアップ。「体験を再生できる」「記憶力が良くなる」「仕事に役立つ」「習慣を作り、自分の成長につながる」「体験を共有できる」「整理できる」――。今まで仕事や生活に役立つとされてきた断片的な記録をトータルにバックアップしてくれるもの、それがライフログなのです。スマートフォンをお持ちなら、今日からでもライフログを始められますよ。

筆者:佐々木正悟

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 心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。


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