新社会人の30%「会社辞めたい」 2016年意識調査

» 2016年06月03日 12時39分 公開
[ITmedia]

 マクロミルが6月3日、2016年4月から働き始めた全国の新社会人(会社員・公務員)を対象とした「2016年 新社会人の意識調査」の結果を発表した。今年の新社会人の大半は就職した企業に満足しているものの、5月上旬の時点で30%が「会社を辞めたい」と思ったことがあると分かった。

 新社会人の51%が第1希望の企業に就職。本意識調査は2008年から毎年行われているが、2009年以降最多の結果となった。一方、5月上旬の時点で全体の30%が「会社を辞めたいと思ったことがある」と回答し、前年と比べて7ポイント増加した。

新社会人の意識調査。51%が第1希望の企業に就職
30%が「会社を辞めたいと思ったことがある」

 「就職先に満足している」と答えたのは有効回答数200人中138人。理由としては「職場の人間関係が良い」「職場の雰囲気が自分に合う」などが上位。「残業が少ない」を満足ポイントとして挙げた新社会人は、男性が35.9%、女性が21.6%と、男性のほうが高い。

就職先のどのポイントに満足している?

 職場の上司や先輩からの飲みの誘いは、「参加したい」「なるべく参加したい」が74%。対して、SNSなどで友達申請やフォローをされると「困る」と感じる人は、上司からの場合は63.5%、先輩からの場合は55.5%。リアルなコミュニケーションには積極的だが、SNS上のコミュニケーションには消極的な結果となった。

 5月12日から16日にかけて、インターネットリサーチを行った。

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