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» 2009年06月23日 19時45分 UPDATE

IDCフロンティア、「日本型」のクラウド基盤を低価格で

サーバやストレージなどのITリソースを月単位で貸し出すサービスをIDCフロンティアが開始する。低価格で提供し、24時間365日体制でサポート対応を実施するなど、海外ベンダーのPaaSと差をつける構えだ。

[藤村能光,ITmedia]

 IDCフロンティアは6月23日、システム開発基盤をネットワーク経由で提供する「NOAHプラットフォームサービス」を、6月30日に提供すると発表した。月単位で契約できるPaaS(サービスとしてのプラットフォーム)を安価で提供し、サポート対応も拡充するなど、先行する海外企業のPaaSとの差を出した。

NOAHプラットフォームサービスの構成 NOAHプラットフォームサービスの構成(出典:IDCフロンティア)

 同サービスは、IDCフロンティアがシステム開発に必要なサーバやストレージ、ラックスペースなどを用意し、ネットワーク経由でITリソースを貸し出すもの。サーバのリソースは4CPU、16Gバイトまで、ストレージは2テラバイトまで拡張できる。

 Windows Server OSなどのライセンスも同社が管理する。マイクロソフトが提供しているWindows Server 2008のハイパーバイザー「Hyper-V」を使い、システム構成などを柔軟に変更できる。

 NOAHプラットフォームサービスは、IDCフロンティアとNEC、マイクロソフトの協力で開発したサービス。NECから「Express5800/スケーラブルHAサーバ」を、マイクロソフトからはHyper-V仮想化の技術協力を受けた。

 価格は最小構成で2万5300円(税抜き)から。OSやデータベース関連のライセンス料金は別途必要。契約期間は1カ月から。ユーザー企業は独自の設備を用意せずに、初期費用を抑えた上で開発基盤を確保できる。SaaSの提供やシステム開発、キャンペーンサイトの構築など、短期間でITリソースを確保したい場合に使いやすい。

 サポート体制は国内の専門スタッフが24時間365日体制で対応する。PaaS基盤の提供はGoogleやSalesforce.comなどが筆頭だが、時差や言語の違いにより、リアルタイムにサポートが受けられない場合もある。こうしたストレスも解消できるとしている。

 IDCフロンティアは2月にヤフーによる買収を受け、社名をソフトバンクIDCから変更した。ヤフーの子会社として、主力のデータセンター事業に加え、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)やPaaSといったクラウドコンピューティング関連のサービスも展開するとしていた。

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