Microsoft、次期Webブラウザ「IE 9」を披露
IE 9はDirectXを採用し、HTML5やCSS3といった新しいWeb標準に準拠する。
米Microsoftは11月18日、ロサンゼルスで開催の開発者向けカンファレンス「Professional Developer Conference(PDC) 2009」において、開発の初期段階にある次期Webブラウザ「Internet Explorer 9(IE 9)」を紹介した。
まず、JavaScriptの性能が向上した。SunSpider JavaScript Performanceテストの結果では、IE 8より大幅に改善されており、Firefoxなどの競合ブラウザとの差が縮まった。Microsoftは、ブラウザの実際の速度はJavaScriptの性能だけでなく、さまざまなサブシステムの影響を受けるものであるとしつつも、今後さらなる性能向上に努めるとしている。
また、HTML5やCSS3といった新しいWeb標準に準拠する。現段階でのWeb Standards Projectの標準対応テスト「Acid3」の結果は100点満点中32点だ。
さらに、DirectXの採用により、描画性能を向上させる。まずDirect2DとDirectWriteを使うことですべての画像とテキストのレンダリングをCPUからグラフィックスカードに移行する。これにより、従来より描画速度が向上するという。DirectXの採用は描画速度だけでなく、表示フォントの品質と可読性も高めるとしている。
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