社員のツイートで広まった「Google Phone」のうわさを受け、GoogleがAndroid搭載ハードウェアを社内テスト中であることを認めた。
複数の社員のツイート(つぶやき)が発端となって広まったGoogleのオリジナルAndroid携帯、いわゆる「Google Phone」のうわさを受け、米Googleが12月13日、うわさを認める公式ブログを発表した。
「An Android dogfood diet for the holidays」(自社製品を使うことを「自分のドッグフードを食べる」と表現する)と題されたブログには、「われわれは最近、パートナー企業のハードウェアとAndroidで稼働するソフトウェアを統合した端末をモバイルラボで立ち上げ、この端末をテスト用に社員に配布した。残念ながらこのプロセスは社員限定なので、製品の詳細について公開することはできない」とある。
Google Phoneについては既に米ブログメディアTechCrunchなどが取り上げていたが、Googleのプログラムマネジャーを務めるレスリー・ホーソン氏など複数の社員が11日から個人のTwitterアカウントでツイートしている。
なお、Wall Street Journalは12日、Googleが来年初頭にオリジナル携帯を販売する予定と報道した(リンク先の購読には登録が必要)。この記事によると、Google Phoneは台湾のHTC製で「Nexus One」と呼ばれ、Googleは同端末をキャリアを通さず、直接ユーザーに販売する計画という。
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